「患者様と向き合うこと」が重要なスキル、 身近な薬剤師として、地域の健康をサポート
川口勝士さん
2013年入社。北陸大学薬学部卒業。入社後3年間は白山市、金沢市にある3店舗で勤務し、2016年4月からアビオシティ加賀店へ。薬剤師の立場で、患者様のQOLを向上できることにやりがいを感じている。
OTCや健康食品など幅広いアプローチで根本治癒に導く
現在、大型ショッピングセンター内にあるアビオシティ加賀店に勤務しています。同店はこれまでドラッグストアのみの展開でしたが、2016年3月に加賀医療センターが開院したことを受けて、調剤部門を新設しました。私はその最初の担当薬剤師です。
以前、勤務していた店では調剤業務が中心でしたが、今はドラッグストアの業務も並行して担当しているため、OTCのご案内や健康相談へのアドバイスをする機会が増えました。時には、お薬をお渡しする待合室を利用して、身体にいいストレッチの方法をお教えすることもあります。処方箋の内容や何気ない会話の中からお客様が抱える身体の不調を感じとり、体質改善につながるお薬や健康食品をご提案するようにしています。先日、あるお客様にお電話で「こんなに親身に話を聞いてくれる薬剤師さんは初めて。ありがとう」と感謝の言葉いただき、うれしかったです。同店に勤務して、お客様との距離がより近くなったように感じています。
服薬指導はもちろん、体質改善に役立つ情報
も提供。お客様の笑顔はやりがいになる。
「一番身近な医療機関をめざす」企業理念に共感
私は元々人とお話することが大好き。学生時代、どんな薬剤師になりたいかを考えた時、お薬とだけ向き合うのではなく、患者様と向き合い、コミュニケーションできることを重視しました。もちろん、病院や調剤専門の薬局でも患者様とお話し、アドバイスをする機会はあると思いますが、健康上の小さな悩みも解決できる身近な薬剤師でありたいと思い、調剤薬局・ドラッグストアの両方を持つ当社を選びました。コメヤ薬局は身体の不調について気軽に相談できる昔ながらのお薬屋さんといった雰囲気です。地域の一番身近な医療機関をめざすこの会社なら自分の薬剤師としての理想を実現できると思いました。
コメヤ薬局の雰囲気をひと言であらわすなら、アットホームです。現場のスタッフと社長をはじめ上層部との距離が近いため、現場からの提案や相談を本部へ伝えやすく、働きやすい環境です。また、研修などを通して向上心があるスタッフをサポートしてくれるので、薬剤師としてキャリアアップできます。
調剤薬局での業務がメインだがドラッグストアの店づくりにも積極的に参加する。
在宅医療も視野に入れ、さらに専門性を高める。
地域の中枢病院である加賀医療センターは診療科が多く、お薬の種類も豊富なため、日々勉強です。加賀医療センターと調剤薬局をつなぐ薬薬連携のために病院薬剤師の会議に参加し、情報交換をすることもあります。それに加え、OTCや漢方薬、化粧品やシャンプーといったドラッグストアで扱う日用品についても知識を深めなければいけません。他にも健康に関することなら、運動方法や医療機器についてなどお薬の枠を超えて勉強し、地域の皆様のセルフメディケーションに貢献したいです。また、在宅医療が求められる今、それに貢献できるチーム医療に参加できるように認定薬剤師の資格取得もめざしています。現在、単位の取得も進み、近々取得予定です。
私が目標とするのは「選ばれる薬剤師」です。お薬について、わからないこと、不安なことがあれば、私の顔を思いうかべていただけるようになりたい。そのためにお客様と信頼関係を築き、薬剤師としての専門性も高めていきたいです。
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